AKGのポータブル向けヘッドフォン。 発売前からの期待が高く、また、発売後も期待に負けない好評価を獲得している機種である。 小型でデザインもなかなか良い。
価格帯・用途から、ライバルとなる機種はSENNHEISERのPX200。 遮音性と音漏れに関しては、ほぼ同程度と考えて良いだろう。 HD25には敵わないが、電車の中でも音漏れは少なく、そこそこ快適に使えるレベルだと思う。
音を出してまず耳につくのが、豊かな低音。 量感はあるが、そこそこ引き締まっていて心地よい。 他の帯域を支配するようなこともなく、 この価格帯のヘッドフォンとしては素晴らしい出来だ。
高・中域に関しては、他の同価格帯モデルに見られるような安っぽさを感じることなく、無難にまとめられている。 (PX200は中域は良かったが、高・低域はどこか安っぽさを感じることがあった) 低域の量感こそあれど、軽く薄めの音で、K501にも通じるAKGらしい音だと思う。
得意ジャンルはポップスを中心にオールマイティ。流行のJ-POPを聴く分には、ほとんどどの曲でも心地よく鳴らしてくれる。 ハードロック、へヴィメタルでは薄めの音が若干物足りなく感じることがあるかもしれない。 クラシックも心地良く鳴らしてくれるが、遮音性の面から、電車の中で使うには少々物足りないか。
PX200との比較だと、個人的にはK26Pのほうが頭一つ性能が抜けていると思う。 この価格帯では、文句なしにお勧めできるヘッドフォンである。