MX500とともに、長い間低価格イヤフォンの定番として親しまれてきたMDR-E931。 コードの長さ等により「MDR-E931SP」、「MDR-E931MP」、「MDR-E931LP」と型番が分けられている。
高級ヘッドフォンがいろいろ揃っているこの場所でこのイヤフォンをレビューするというのも滑稽なものだが、 全体的なバランスの良さは、さすが定番といったところ。 バランスは若干高域よりで、MDR-CD900STやMDR-CD3000といった高級機をスケールダウンしたような「ソニーの音」。 低域は締まりがなく、ブーミー。量感はそこそこあり、低価格帯ならではのこのブリブリなる低域表現が「味」とも取れる。 また、MX500やSBC-HE580に比べると若干硬めの音で、ドラムのバスドラやスネアの音の聴き応えはなかなかのものだと思う。
安物にしては十分満足できるイヤフォンだと思う。 最近では、ソニーのネットワークウォークマンにデフォルトでこのイヤフォンが付属したりして、 ソニーも音質にこだわってきているのかな、と少しうれしく思う。