E3cの上位機種にあたるカナル型イヤフォン。
デザインはE3cと似ているが、質感が大きく向上していてそれほど安っぽさは感じない。 E3cには付属しないトリプルラウンジイヤーパットがE4cには標準で付属している。 装着感はE3cとほぼ同じで、慣れるまでは不快感を感じるかもしれないが、慣れれば悪くない。 遮音性はイヤーパットによって大きく変わる。トリプルラウンジイヤーパットが遮音性は一番高いが、 耳の奥までねじ込まなければいけないので、人によっては不快感を感じるだろう。
音質はE3cと同系統だが、解像度、高域の伸び、音の実体感など、あらゆる面でE4cが上回っている。 ただ、飛躍的な音質向上と言えるまでの変化ではなく、あくまで「値段なりの音質向上」と認識したほうが良い。 そのため、E3cからのステップアップとして購入するには個人的にはあまりおすすめしない。 E4cと同価格帯だと、ER-4sやSuper.fi 5pro等のほうがステップアップとしてはお勧めできる。
得意ジャンルはクラシックを中心にオールマイティー。 E3cほどの音の柔らかさはなく(それでも柔らかい音なのは間違いないが)、そこそこ芯の通った音を奏でるので ロックでもそれなりに聴き応えがある。
E3cでの不満点をほぼ解消してくれたという印象が強く、カナル型イヤフォンとしての完成度の高さは評価できる。 カナル型イヤフォンの高級機を初めて購入する方には良い選択肢となるであろう。