「GRADOのヘッドフォンは装着感が悪い」
決まり文句のように言われ続けている台詞だ。
私はもうこの装着感に慣れてしまったので、それほど不快には感じないのだが、 インターネットの掲示板(っていうか2ちゃんねる)では、 どうしてもこの装着感になじめない方が、少しでも装着感を良くしようと、イヤーパットを自作したり 他のヘッドフォンのイヤーパットを流用したりして、そのレポートを書き込んでくれていた。 そんな中、2005年7月現在、マニアの間でちょっとした流行となっているのが 「Ultrasoneのイヤーパット流用論」。 これまでいくつかのイヤーパット改造案が2ちゃんねるのGRADOスレでは話題になっていたが、今回の 改造案は、その中でも最も装着感が良いとの評判。 私も試してみようと、PROline 2500のイヤーパットを注文した。
イヤーパットをPS-1のハウジングに被せ、そのまま装着。 サイズ的にはピッタリなので、イヤーパットを被せる位置に苦労することはないのだが、 純正のイヤーパットのようにハウジングにしっかり固定される訳ではない。 耳に装着した状態でないと、すぐにポロポロ落ちてしまう。 装着して音楽を聴いている間はフィットするので問題ないのだが、常にしっかりハウジングとイヤーパットを くっつけていたい方は、接着剤や両面テープを使って固定するしかない。
肝心の装着感は、すこぶる良好。長時間使用していても、耳が痛くなることはない。 ただ、多少蒸れやすい傾向ではあるようだ。純正のイヤーパットは蒸れにくいので、この点はマイナスポイントだ。
イヤーパットを換装すると、音質にも若干の変化が起こった。 低域はさらに量感を増し、ヴォーカルや他の楽器もより耳の近くで鳴っている印象が強まった。 あと、少し音の抜けが悪くなったような印象を持った。 これらの変化は、それほど大きなものではなく、「好みの差」程度に収まる。 私は純正イヤーパットの音の方が好きだが、イヤーパットを換装した音のほうが好みだという人もいる。
純正のイヤーパットにそれほど大きな不満を感じていない私は、これ以上の改造を実施せず、 「長時間リスニングする場合にはPROline 2500のイヤーパット」、「短時間集中してリスニングするときは純正イヤーパット」と使い分けていくつもりだ。 さらなる装着感と音質を求めようと、ダンボールやセーム革を利用して改造を進めている方もいるので、 この改造に興味を持った方は、2ちゃんねるのGRADOスレを閲覧することを勧める。